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価値観の違い

先日「借りぐらしのアリエッティ」を、テレビで見た。

★★★ネタバレ有り★★★

>アリエッティの一家は、屋敷の床上に住むふたりの老婦人、女主人の貞子とお手伝いのハルに気づかれないように、少しずつ、石けんやクッキーやお砂糖、電気やガスなど、自分たちの暮らしに必要なモノを、必要な分だけ借りて来て暮らしていた。
>借りぐらしの小人たち。
>そんなある夏の日、その屋敷に、 病気療養のために12歳の少年・翔がやって来た。(公式サイトより)

屋敷は古いけれど素敵な洋館で、その地下にある小人達の家はとてもラブリーで、周囲の景色は美しく、アリエッティは活動的な少女で、少年・翔は美少年で、雰囲気があるストーリーだった。

でも、分からないことがあった。
どうして、お手伝いのハルさんは、アリエッティのお母さんを捕まえて、小人達をネズミ退治の業者に退治させようとしたのだろう???

検索してみた。

>ハルさん(家政婦)は若い頃小人が借りていったせいで盗人疑惑をかけられ、一緒に働いていた人はやめさせられています
(ツイッターの発言)

あーーーー、それじゃあ、しかたないかも。

アリエッティの家には、壁に『人間の腕時計』が飾られていたし、カーテンを登るために『フック型のピアス』を利用していた。
あれは高価な品物ではないのだろうか。

私の家の地下の小人さんが、大切なアクセサリーや押し入れの中に隠しているBL本の一部を切り取って持っていったら、泣いちゃうよ。

床下まで持っていかなくてもいいのだよ。
貞子さんの家は、お金持ちのようで、小人がいたら住んでもらおうというドールハウスも作ってある。
床の上で、借りて暮せばいいのに。
小人が欲しいと望めば、貞子さんは、何でも用意しそうである。
黙って借りていくのはいけないことである。

でも、アリエッティ達は、そうは思っていない。

『人間が同居する場合は、価値観が同じほうがいい』ということだな。

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