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少数派

パソコンを使っていてしばらくすると、マウスがアイコンをクリックしても反応しなくなる。
しかたがないのでシャットダウンしようと、スタートをクリックすると、あわてて「ごめん、ごめん、ちょっと寝てたんだ」というようにウインドウがぱっぱっぱっとたくさん開く。

マウスが悪いのかな。

M社のマウスに代えてみた。
すこしはマシになった。
しかしM社のマウスのクリック音が、今まで使っていたものより高めで、イライラする。
E社のマウスを買ってみた。
こちらのほうが、音が少し小さくて低い。

私は、ある種の音に敏感である。
コチコチと音がする目覚まし時計のそばで、眠ることができなかった。
エアコンの音や車が通る音や扇風機の音はOKである。
虫やカエルの鳴き声や波の音を聞きながらでも眠れる。
静かでも眠れる。

仲間がいた。

時計の秒針の音がすると眠れないって人いますか?

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1246378477

規則性のある音が苦手なのだと思っていたが、私の場合は、特定の音そのものが苦手なのかもしれない。
少数派だと、不便だな。

くるぞ竜巻、用意はいいか

……明日も豪雨か。

道路に流れる水に足首までつかっても、びっくりしなくなった。
日本が亜熱帯になって、スコールが降っているのだから、慣れないといけないのかな。
竜巻も、慣れないといけないのかな。

竜巻の被害にあった家の様子を、テレビで見た。
ガラスが粉々になって飛び散って危険だったので、できれば窓ガラスに「飛散防止フィルム」を貼っておくといいかもしれない。
地震対策にもいいね。

屋根にブルーシートを被せる様子を、いろいろ見た。
ブルーシートをガムテープで留めた家もあったし、シート上に何か置いてあるだけの家もあったし、木の棒で上から釘で固定している家もあった。
傾斜がとても大きい屋根にも、足場無しでシートをかけていた。
プロの職人さんだと思うけど、命綱をつけたほうがいいと思った。

シートはブルーが多いね。
他の色は無いのかな。

検索してみたら、小さ目のサイズはオレンジやシルバーやグリーンや白や迷彩色もあるようだ。
UVタイプもある。
しかし大きなサイズは、ブルーが経済的らしい。
いろいろな厚さがあり、厚いほど重い。
見た目よりも重くて扱いにくい。
屋根に被せるのは、プロに頼んだほうがよさそうだ。
とりあえず、ブルーシートのことは分かった。

明日も豪雨か。
もう、あちこちのダムの水不足は解消したよね。

しっかり見た

爪に針を刺したり、爪を剥したりする小説を読むと、小学生の同級生を思い出す。
隣の席の男の子の、手の爪が一枚、真っ黒になっていた。

私「どうしたの?」
彼「ドアで挟んだ。見たいか?ホラ」
私「いやああぁあー」

その子はいじめっ子ではなく、顔も可愛らしく仲良しだったが、ケガ自慢をしたかったのだろう。
怖かったが気持ち悪くはなかったので、悲鳴をあげながら何度もしっかり見て、今は痛みが無いと分かると、見せられても平気な態度を取るようになってしまった。

怖がらないのが不満だったのか、今度は黒い爪を少しずつ歯で噛みちぎって「ホラ」と見せてきた。
また悲鳴をあげながらも、しっかり見た。
黒い爪の下は、しっかり皮膚ができていた。
全部噛みちぎっても、血は出てこなかった。
ほんの少しだけ新しい爪が生えてこようとしていた。

痛みは無いだろうと思ったので、怖がらなくなった。
ここで心配した。
爪の下の皮膚ができているようなので、新しい爪は指から離れて伸びてしまうのではないか。

新しい爪は、ゆっくりゆっくり伸びた。
指から離れず、ちゃんとピンク色の爪になった。
とても感動した。

「爪が元にもどって、良かったね」というと「うーん」と彼は少し嬉しくなさそうに返事した。

酔わなくなるには

3DSLLを買ったら、3D体験映像というのが入っていて、すさまじく美しかった。
画面の前に、花びらや熱帯魚や彗星が蝶が次々と浮かび上がる。
指を出すと、通り抜けてしまうのも楽しい。
「3D酔い」がひどく、胸がムカムカしたのだが、美しさに負けて、何度も見た。

次の日、飽きもせず3D体験映像を見たら、ムカムカすることなく美しい映像だけを楽しめた。
慣れてしまったのだな!

ところで、私は車酔いがひどくて、いつもムカムカしていたのだが、3D体験映像が平気になってから、あまり車酔いをしなくなった。
わはははは「3D酔い」に比べたら、車酔いは軽いものだったのだな。

もっと他の3D画像を見たくなった。
別の3Dソフトを買う。
いそいそと見たら、……ものすごく「3D酔い」して気分が悪くなった。

ううううう。
見え方が少し違うのだろうか。
別のソフトを買う度に、酔いを克服しなくてはいけないのか。
いや、しなくてはいけないではなくて、したいからするのだ!
するぞ!

車酔いは、もっとマシになるだろうか?

なんとかなった

台所で洗いものをしていていると、シンクに水が少したまって、排水溝の蓋が浮いてしまった。
まずい!
排水管が詰まりかけている!
私は台所で油を流さないようにしているので、詰まらないものだと思い込んでいた。
ごめんね、排水溝よ。
SOSのサインを出したんだね。

検索する。
市販のパイプ洗浄剤を何度か繰り返して使い、だめだったらプロに任せるということだ。
多めにつかうほうがいい場合もあるし、多く使うとよけいに詰まりやすい場合もある。
自己責任だ。

パイプ〇ニッシュを買ってくる。
中身はデレっとした液体だ。
少しツーンとする。
「ツンデレ洗浄剤」×「体の中に重苦しい固まりを持つパイプ」だ!

規定量で一回目。
流れ方は全然変わらない。
最初に水を流したときは、前よりも悪くなったような気がした。
詰まりが少し溶けて移動したということであろう。
良いほうに考えろ私。

規定量で二回目。
流れ方はやっぱり変わらない。
ううううう、負けるな私。

次の日に規定量で三回目。
前よりも悪くはなっていないが、あまり変わらず。
がんばれパイプ〇ニッシュ。
排水溝を助けてくれ。

規定量で四回目。
ほんの少しだけ、マシになった気がする。
まだまだあきらめないぞ。
プロを呼んだら高いもーん。

規定量で五回目。
おや、水を流しているときに、いつもゴボゴボいってた音が、小さくなった気がする。
希望が持てるかもしれない。

規定量より多めに六回目。
溜まる水が少なくなったような。
おお、蓋が浮かなくなった。
ゴボゴボ音は、水が流れ終わる時のみになった。

なんとかなった排水溝が、とても可愛い。

最近、家のあちこちに不調が出る。
みんな、愛してるよ。
愛してるから、急に壊れないでくれ。
まずSOSを出してからにして欲しい。

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