記事一覧

相撲って

式守伊之助という58歳の相撲の行司の一番上の立場の人が、酒に酔って10代の行司にキスをしたり胸をさわったりしたらしい。
「覚えていない。自分に男色の趣味は無い」と言っているとニュースで見た。

男色とは、古風な言い方をするものよ。

式守伊之助という人は、酒を飲むと人が変わるらしい。
あたりまえだけど、お酒に飲まれる人は飲酒禁止にしたほうがいい。

今回びっくりしたのは、「式守伊之助」という名前が本名ではなく襲名制だということと、行司は部屋付きの存在で、式守伊之助と白鵬が同じ部屋だということだった。

白鵬が「私は付き人をしていたが、何もされていない」、長い付き合いの記者が「私は手も握られていない」、友人が「私は何もされていない」と、複数の人が自分はキスをされていないことを聞かれてもいないのに答えていた。

祟る力は無い

新年おめでとうございます。
いいことがたくさんありますように。

富岡八幡宮の初詣の参拝客はどれぐらい減るのか興味があった。
弟が姉の宮司を殺して「怨霊となり、私の要求に意義を唱えた責任役員とその子孫を永遠に祟り続けます」と文章を送っていたので、縁起が悪い場所と思う人がいると思った。
しかし神様と宮司は別と思う人もいる。
実際にカウントした数字は見つからなかったが、三割減と感じた人もいるようだし、閑散としていると感じた人もいた。
時間帯もあるのだろう。

人間が死んでから人を祟る力は無いと思う。
しかし祟るという言葉を発した人間が関わっていた場所を嫌う人もいる。

もう生産中止のものは中古で買うしかないのだが、私は今まで中古の人形が「祟るかもしれない」という理由で苦手だった。
霊感ゼロのくせに。
中古の着物は平気だ。
着物にも念がこもりやすいという人もいるが、顔が付いていない。
着物にアイロンをかけていたら、胸元に針が縫い込んであるのを見つけたこともあるが、全く気にしなかった。
顔がある人間には祟る力がないと思っているのに、人形が怖いのは不思議である。

ネットの質問コーナーで中古の人形が苦手な人に、「見える人」が答えていた。
「人形が持ち主に可愛がられて念が入ったとしても、人形には人間を祟る力など無い」

それで、中古の人形を1体買ってみた。
その子の顔は少しこわばっているように見えた。
(人形だから、こわばっているのはあたりまえだが)
頭を「私のところに来てくれてありがとう」とよしよしと撫でた。
顔がふんわり優しくなったような気がした。
よしっ!もう私の子になった!

これでまた世の中に怖いものが一つ無くなった。
今現在、中古の人形を4体持っている。

パンダの名前

上野動物園でパンダのシャンシャンが公開されて、大行列ができている。
関西在住の私は、シャンシャンは可愛いと思うけど和歌山の白浜のワールドサファリにパンダが五頭もいるので、行列には並ぼうとは思わない。

テレビを見ていると、ワールドサファリにパンダがいることを知らない東京の人もいるらしい。
「知らない人もいるんだ!」と動物好きな私はびっくりした。
しかしその次に「ワールドサファリのパンダの名前を言ってみろ」というタレントさんの言葉に、番組に出ていた誰も答えられなかった。

た、たしか、ワールドサファリは白浜にあるから、そこで生まれたパンダには「浜(ヒン)」が付いてたよね。
えーーっと、優浜とか、梅浜とか。

確認のためにHPを確認したら、永明、良浜、桜浜、桃浜、結浜だった。
惜しーーーーい。

私も動物好きとは言えませんでした。
何も知りません。
てへ。

人形遊び

人形遊びが楽しい。

「昔の人形遊びは服を着替えさせるだけだったが、今はウィッグも目も着替えるともっと楽しい。」
そう、ブログで書いている人がいた。
「そんなことが出来ればいいね。でも、服だけで私は十分よ」と思っていた。

とても欲しかった人形を手に入れた。
描かれた目ではなく、ドールアイがはめ込まれた美しい顔だ。
うっとりと見つめていたのだが、バカな私はうっとりしすぎて人形を床の上に落としてしまった。
あわてて拾ったのだが、目玉が外れて頭の中に落ち込んでいて、ホラーな顔になっていた。

とりあえず、その人形のカスタムをしているブログを探した。
目を戻すには、ウィッグをべりべりとはがし、頭をぱかんと開けなければいけない。
接着剤でギチギチにくっついているので、開ける時に顔が割れることもあるらしい。
覚悟が必要だ。
ううううう。

でも、ホラーな顔のままにしておけない。
四苦八苦して、頭の中は多少壊したが、顔を壊すことなく目を元の位置に戻せた。
ああ、よかった。
美しい顔に再びうっとり。

これで、私はウィッグもドールアイも交換できるようになった!
違うメーカーのボディと取り換えることもできるようになった。
うん、器用貧乏で良かった。

ダイソーで売っているエリーちゃんの目をくりぬいてドールアイを入れてみた。
やっぱり私って器用貧乏!
そのうちにリカちゃんの目もくりぬいてしまうかもしれない。

せつない

先日、夕刊を見ると、真っ赤な薔薇が印象的な宝塚の広告が載っていた。
「エドガーみたいな雰囲気だな」と思ったら、やはりポーの一族だった。
私的には、「エドガーの額中央に垂れた巻き毛はいつも整っていて欲しい」と思う。

詳しいHPを見つけた。

宝塚と少女マンガを未体験でも「ポーの一族」を観るべき4つの理由

https://www.lifehacker.jp/2017/11/171120_comic_takarazuka.html

>これまであらゆる上演化のオファーを断ってきた原作者・萩尾望都さんの承諾も得て、今回、ついに舞台化が実現したのです。

そういえば、去年だったかな。
「ストレンジャー・バケモノが事件を暴く」というポーの一族が原作(原案?)で香取慎吾がエドガー役のドラマがあったらしい。
バンパネラにバケモノと言葉を選ぶ制作者の感覚が非常に不愉快だった。
萩尾ファンである私にケンカを売るつもりなのだなという怒りで、一切無視した。

萩尾作品の透明感のある美しさを人間が表現することは難しいと思うが、宝塚歌劇の絢爛豪華な美しさは漫画とは別と考えて楽しめると思う。
ポーの一族と宝塚歌劇両方を愛していた友人のことを思い出した。
生きていれば喜んで見に行っただろうに。
ああ、せつない12月。