記事一覧

お茶目な家守

広島刑務所から脱走した受刑者の身柄が確保されて、よかった。
脱走中の3日間に、車上狙いや空き巣などを、5~10件ほどやったらしい(←新聞によって件数が違う)。

まだ捜索中の時に、テレビのニュースで、複数の警察官が窓や玄関のガラスを砕いて、家の中にどっと入っていく様子を見た。
後の掃除が大変だろうなと、思った。

空き巣に入られた家も、映っていた。
窓の柵が、力まかせに捻じ曲げられていた。
あんなことをすれば、大きな音が出るはずなのに。
その家では、泥足で歩き回られて、食べ物とビールを飲まれて、服や帽子を盗まれて、国際電話もかけられたらしい。
お気の毒に。
後の掃除が大変だろうな。

鍵を閉めておいても、鍵以外の部分を壊されてしまうと困るね。

知人の家の窓ガラスを破って、泥棒が入ったことがある。
知人が警察の人に「泥棒に入られないようにするには、どうしたらいいですか?」と聞くと、「よく吠える犬を飼ってください」と教えてくれたらしい。
それからは、犬を飼っているようだ。

私の家では、犬は飼えない。

でも、ヤモリがいる!

ヤモリは、漢字で守宮・家守と書かれるように、家を守ってくれるはずだ。
空き巣が侵入しようとすれば、頭の上に落ちて攻撃してくれるはずだ。
ヤモリが頭の上に落ちると、とても気持ち悪いのである。

私は、家の中で3回、外で1回、ヤモリに頭の上に乗られて、心臓が止まりそうになった。
窓や戸を開けると、上からぽとっと落ちてくるのである。

頭の上に乗られると、次回から、覚悟をして戸を開けるようにする。
ヤモリもその事を知っているらしく、しばらくは、落ちてこない。
そして、私が油断したころに、びっくりさせようと落ちてくるのである。
お茶目で困るのだ。

コメント一覧