むずむず脚症候群という病気がある。
夜寝る前に、足がむずむずして動かしたくなって、眠れなくなるようだ。
原因は、ドーパミン関連のこともあり、鉄欠乏の時もあるようだ。
症状が似ていても、人によっては、原因が違うかもしれない。
私も、夜寝ようとして布団に入ると、虫が足首から膝に向かって這う感じがした。
私の家は、大自然の中にある。
枕の上でカエルが寝ていたり、天井から布団の上に大きなクモが落ちてきたり、毛虫が布団に入ろうとしていたこともある。
暗がりの中で足をさすれば、どんな虫がつぶれるのか怖くて手が出せない。
飛び起きて電気をつけて、虫を探した。
何もいない。
あ、これは、もしかして、むずむず脚症候群というものではないか。
もう一度、布団をかぶって電気を消した。
また、虫が足首から膝に向かって這う感じがした。
その部分を手でさする。
大丈夫。
なーんだ、虫は、いない。
本当にカエルやクモや毛虫がいるより、足がむずむずするほうが、マシだ。
気にせず寝た。
足がむずむずしたのは、その日だけだった。
ちなみに、私の場合、足の表面を虫が這う感じだった。
本物のむずむず脚症候群は、足の中心部を這う感覚があるらしい。
虫には、どこも這われたくない。
松浦巽 URL 2010年10月09日(土)02時18分 編集・削除
私は昔、布団の中にアマガエルがいたことがあります。寝ようと思って足を入れたら、ひんやり……。