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ミラーニューロン

>広島県警、女児救出の運転手らに感謝状 < 2012年9月7日 22:23 > 日テレ-NEWS24  

>広島市内で小学6年の女児をカバンに押し込み、タクシーのトランクに監禁したとして、東京・世田谷区の成城大学2年・小玉智裕容疑者(20)が逮捕された事件で、広島県警は7日、女児を救出したタクシー運転手らに感謝状を贈った。

>広島県警・井口斉本部長「県警だけでなく、広島県民全員にとって、感謝、感謝の嵐でございます」

>感謝状を贈られたのは、広島市安佐南区の個人タクシー運転手・星山寿幸さん(63)と大阪府の会社員・中井竜基さん(24)。星山さんは4日夜、カバンに押し込めた女児をタクシーのトランクに監禁し、客として乗車した小玉容疑者を広島市中区三川町で取り押さえた。そして、近くを歩いていた中井さんにタクシーの鍵を渡すと、中井さんは110番通報をするとともに、トランクを開けてカバンに入った女児を助け出した。

>中井さんは、大阪府に本社がある「日本生命」の野球部に所属し、遠征でたまたま広島を訪れていた。

>中井さん「トランクの前に立ったときは怖かった。小さい女児が入っていて、びっくりした」

>星山さん「犯人が逃げた時点で、瞬間的に体が動いていた。絶対に逃がすつもりはなかった」

>2人は「女児がケガなく救出されたことが何よりうれしい」と振り返っていた。

今年、こんなニュースがあった。

テレビのニュースで知ったのだが、タクシー運転手の星山さんは、犯人がカバンをトランクに入れる時に手伝い、カバンが温かかったので不審に思いそのまま交番に行くつもりだったが、少女の声が聞こえたので途中で止めて助けたらしい。
広島県民だけでなく、私も、ものすごーーーく感謝しました!

犯人は、どうしてトランクに入れた少女が黙っていると思ったのだろう。
疑問だった。

「犯人は少女を人とは思っていないので、自分が命令した行動をすると思っていた」と言った専門家がいた。

>そして、近くを歩いていた中井さんにタクシーの鍵を渡すと

上のニュースで、星山さんは、「どちらが運転手かわかりやすいように、中井さんにトランクの鍵を渡した」らしい。
星山さんは、中井さんの立場を考えて、スムーズに協力してもらえるように行動したんだね。

人の気持ちを考えるのは重要だ。

共感にはミラーニューロンが関係しているようだ。
人を物と考える人は、ミラーニューロンが働かず、苦しさも分からない……ということかな?

>ミラーニューロン(英: Mirror neuron)は霊長類などの高等動物の脳内で、自ら行動するときと、他の個体が行動するのを見ている状態の、両方で活動電位を発生させる神経細胞である。他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように"鏡"のような反応をすることから名付けられた。他人がしていることを見て、我がことのように感じる共感(エンパシー)能力を司っていると考えられている。

>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%B3

このニュースをテレビで解説しているとき、小柄な女性をトランクに入れて声が車内に届くか実験していた。

私は、女性がトランクに入った映像を見ると、自分も息苦しくなった。
多分、私のミラーニューロンは、働いているのだろう。

他の人はどうだろうか。
たまたま複数の人と一緒に見ていた。

その時、外で車のドアが「バンッ!」と閉まる音がした。
テレビを見ていた全員の体が、びくっと動いた。
いつもなら、そんな音に反応しないんだよ。

共感してるよね。