記事一覧

食べてしまいたいほど(中編)

個人誌『食べてしまいたいほど』(改訂版/2015.4.19)
初出/松浦巽個人誌『食べてしまいたいほど』(2011.10.9)
オカルト・サスペンス

お試し読み
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「食べ物を粗末にしてはなりません」
人間と同じ姿をし、人間を捕食して生きるあやかし、《人喰い》。その1人である薄羽は、なりゆきで拾った人間の子供を柾と名づけ、非常食として育てることに。
18年後、食べごろに成長した柾と薄羽の関係に、変化が生まれる。いっぽう、2人の住む街にも、気付かないうちに異変が……。
異種族間の奇妙な絆をめぐるオカルト・サスペンス。

※ほんのりBL要素あり

闇の抱擁(短編)

初出/同人誌『埃』第10号(1995.8.31)
現代日本オカルト

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闇に属する若尾と、闇に惹かれる小林。ある日2人は、学生仲間の杏子が見知らぬ男に絡まれているところに行き合わせる。男の事情を聞いて、若尾が杏子のことを調べてみると――。「闇の肉芽」の次作。

闇の肉芽(短編)

初出/同人誌『埃』第9号(1992.9)
現代日本オカルト

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奇妙な夢に悩まされるようになった小林に、それほど親しくなかったクラスメートの若尾が接近してきて――。「闇の抱擁」の前作。

死の神アギ(短編)

初出/同人誌『埃』第7号(1989.11)
多神教的な古代神話世界

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生者は、たとえ神であっても死の神の姿を見ることはできない。だが、死の神の一人アギは、魂を狩りに行った相手に姿を見られ、それどころか声までかけられた。怯えて逃げ帰った彼は、務めを果たさなかった罰として地上界に放逐され――。

風の吹いている風景(短編)

初出/同人誌『埃』第4号(1988.6)
現代日本ファンタジー

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風に乗って私の前に現れた章子。彼女の語る不思議な身の上話は、はたして妄想なのか、現実なのか――。

複合空間(掌編)

初出/同人誌『埃』第3号(1988.2)
未来SF

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転送装置の試運転に、開発者のエマリはみずから実験台となって臨んだが、そのとき――。

百年目ののっぺらぼう(掌編)

初出/個人誌『百年目ののっぺらぼう』(1982.12.31)
現代ホラー風コメディ

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100年ぶりに目を覚ました紀伊國坂のムジナ。だが世の中は何もかも変わってしまっていて――。

載せるほどのものでもないけど、数が少ないので賑やかしに……。

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