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せつない

先日、夕刊を見ると、真っ赤な薔薇が印象的な宝塚の広告が載っていた。
「エドガーみたいな雰囲気だな」と思ったら、やはりポーの一族だった。
私的には、「エドガーの額中央に垂れた巻き毛はいつも整っていて欲しい」と思う。

詳しいHPを見つけた。

宝塚と少女マンガを未体験でも「ポーの一族」を観るべき4つの理由

https://www.lifehacker.jp/2017/11/171120_comic_takarazuka.html

>これまであらゆる上演化のオファーを断ってきた原作者・萩尾望都さんの承諾も得て、今回、ついに舞台化が実現したのです。

そういえば、去年だったかな。
「ストレンジャー・バケモノが事件を暴く」というポーの一族が原作(原案?)で香取慎吾がエドガー役のドラマがあったらしい。
バンパネラにバケモノと言葉を選ぶ制作者の感覚が非常に不愉快だった。
萩尾ファンである私にケンカを売るつもりなのだなという怒りで、一切無視した。

萩尾作品の透明感のある美しさを人間が表現することは難しいと思うが、宝塚歌劇の絢爛豪華な美しさは漫画とは別と考えて楽しめると思う。
ポーの一族と宝塚歌劇両方を愛していた友人のことを思い出した。
生きていれば喜んで見に行っただろうに。
ああ、せつない12月。

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