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本当は魔族の話かも

「明日、ママがいない」2話をツッコミを入れながら見ました。
(激しいネタバレがあるので注意!!!)

★母親に置き去りにされて熱中症で死にかけた男の子(パチ)が、里親夫婦にお試しとして預けられたが、里親母に「おかあさんの匂いがする」と大切にしていた汚れたボトルのシャンプーを捨てられて精神的ショックで倒れてしまった。
パチが愛菜ちゃんにテレパシーでSOSを送ると、愛菜ちゃんが助けに来て玄関のチャイムを連打するけれど無視され、隣の部屋から「どうしたの」と人が良さそうなおじさんが顔を出したので部屋に突入、ベランダに出て仕切り板の上を越えて移動、窓ガラスを叩き割ってパチを助けてコガモの家に戻る。
捨てられたシャンプーは、愛菜ちゃんが第六感で屋外のゴミ箱にあるのを見つけ出したが、偶然通りかかった施設長の魔王に再び捨てられてしまう。
しかし、魔王はツンデレなので、後で新しいシャンプーを買ってきた。どうやらパチは同じ製品ならどれでもいいらしい。
非常に優しい愛のオーラが溢れているような里親夫婦とお試しで楽しい時間をすごしたドンキが、「幸せすぎて怖い」と戻ってきた。
コガモの家のほうがいいらしい。

パチの里親母も優しい人で、シャンプーを大切にしている気持ちを最初は大事にしていた。
でも自分が母親として認められなければパチを取り上げられてしまうと思うようなあせりがあり、シャンプーが邪魔をしているように思って捨ててしまった。
それはいけない。
子供の宝物は絶対に捨ててはいけない。
そのシャンプーを里親母が使えば、問題解決じゃないかと思った。
シャンプーは新品でもOKらしいので、大量に買って家の中に置いておけば持ち歩く必要もない。
しかし「動物は自分の匂いを付けることで自分のものだと主張する」場合もあるので、遺伝子の関係で難しかったのかもしれない。
もし「母親の匂い」と教えずに「理由は分からないが大切にしている」とだけ言っておけば、里親母も捨てなかったかもしれない。
柔軟な対応と時間が必要だと思ったり、愛菜ちゃんとパチの関係が強すぎたんだなぁと思ったり。

不自然だと思うのが、隣のおじさんが知らない子が自分の家に突入してきてベランダに行って何かしているのに無視したことだ。
おじさんが追ってベランダに行くと、愛菜ちゃんが仕切り板を超えるのを止めないと不自然なのでそうなったのかもしれない。
でも仕切り板は火災時に壊して移動する団地が多いので、おじさんに追いかけられながら愛菜ちゃんは仕切り板をまな板などで破壊して移動してもよかったのではないかと思う。

★ピアノの上手な女の子(ピア美)が、同級生のおぼっちゃまの誕生会に誘われる。
おぼっちゃまは「みんなで来て欲しい」とも言い、愛菜ちゃんに気があるようにも見える。
ピア美は、上手とは言えないかぎ針編みのマフラーを作ってプレゼントに持っていく。
豪邸には、たくさんの女の子が招待されていた。
男の子の友達はいないのか。
隣の豪邸の庭にいる女の子は、おぼっちゃまのプチ・プレイボーイな性格が気にいらないのか来ていない。
カシミアのマフラーをプレゼントに持って来た子がいて、ピア美は自分のマフラーを渡せなくなってしまう。
おぼっちゃまを好きな「意地悪さん」がピアノの腕が負けていると思ったせいか、そのマフラーを見つけてからかおうとして、マフラーのひっぱりあいになって破れてしまう。
愛菜ちゃんは、(魔王の教え通り)先に手を出させてからケンカした。(よって、後で魔王のおとがめなし)
帰る愛菜ちゃんやピア美やボンビをおぼっちゃまが追いかけてきて、「ごめんね。あのマフラーはおかあさんが繋いでくれるから」と謝る。

繋いでも編み目ボコボコだけど、プチ・プレイボーイは巻くのか、すごいなあ。
しかし謝るのはそこじゃないだろう。
八方美人はやめろよ。
いや、360度プレーボーイを目指しているのかもしれない。
おぼっちゃまは、個別に思わせぶりな言葉をかけて女の子を集め、みんながいるところでは黙っているように見えた。
女の争いも大人のドラマなら、おぼっちゃまがいないところで起こることが多いが、この誕生会では、おぼっちゃまの目の前で起こっているのだから、一言「やめて」と言えば「意地悪さん」は止めるはずだ。
しかし、言えばドラマの山にならないから、しかたないか。

魔王は、なぜかある女性の後をストーカーのように追いかけていた。
足が悪くて杖をついているはずなのに、女性が不安を感じて振り返るとさっと瞬間移動して隠れた。
やはり人間ではないらしい。
魔王は決まった数の子供に里親を見つけると何か許されることがあるらしい(?)が、二話では二人ともコガモの家のほうがいいらしい。
はっ、もしやコガモの家の子供たちは本当は「人間の記憶を植え付けられた魔界の子供たち」ではないだろうか。
愛菜ちゃんとパチにテレパシーが通じるのはあたりまえだ。

次回の予告で、いつも眼帯をしているオツボネが「この目よ!」と眼帯を取るシーンがあったが、「もしかしてオッドアイかなあ。幽霊を見ることができたら八雲みたいでかっこいいなあ」と思っていたのだが、魔界の子供ならもっと別のパターンかもしれない。

ツッコミを入れながら、最後までしっかり見てしまった。
三話も見てみよう。

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