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川は時には蛇になる

犬をスーパーの前で待たせて買い物をする人がいる。

私がスーパーから出ようとすると、プードルが繋がれていた。
プードルは嬉しそうに私に近づいた。
傍にいたおばあさんが「よかったね~ママが帰ってきたよ」と言った。

いや、私は飼い主じゃない。
あいまいな笑みを浮かべて通り過ぎると「あー、ママじゃなかったんだ。じゃあ、もう少し我慢して待とうね」と犬に話しかけていた。
あの犬には、もうすぐ飼い主が戻ってくる。

あちこちでゲリラ豪雨が降り、広島で土砂崩れがひどい。
「まさ土」という種類の土が多いせいらしい。
なぜか新聞では「まさ土」とひらがなで、テレビでは「真砂土」と漢字表記を見る事が多いように思う。
漢字のほうが、「ものすごく細かい砂の集まり」を表現しているのではないかと思う。

ニュースで、避難所で苦労している人の様子を見ると心が痛む。
写真に泥で汚れた犬が写っていたので、「迷子になった犬」だと思っていたら、「休息中の災害救助犬」だった。
がれきで怪我もしてるよね。
ごめんね、頑張って仕事をしているのに見間違えてごめんね。
迷子になった犬も、飼い主の元にもどれますように。

>広島土砂災害現場の旧地名「蛇落地悪谷」に小倉智昭氏「昔から残る地名にはいわれがある」livedoorニュース

http://news.livedoor.com/article/detail/9186901/

>26日放送の「とくダネ!」(フジテレビ系)で、土砂災害に見舞われた広島県広島市安佐南区八木地区の八木3丁目が、かつて「蛇落地悪谷(じゃらくじあしだに)」と呼ばれていたことが紹介された。

>番組では、八木3丁目はかつて「蛇落地悪谷」と呼ばれ、その地名には災害に対する先人の教えがあったこと、さらに広島土砂災害での行方不明28人のうち20人が八木3丁目の人たちであることを伝えた。

>そして、地元住民の「昔の地名では『蛇落地悪谷』っていった。今は八木3丁目って現代風になったけど」「昔は蛇が降りるような水害が多かったから、蛇落地ってなった」といった声も紹介した。

>この地は、昔は水が蛇のように落ちる地として「八木蛇落地悪谷」と呼ばれ、それが「八木上楽地芦屋」と変更され、現在では「八木」だけが残され、災害のイメージは地名からなくなってしまっているのだという。

>番組の取材を受けた地元・浄楽寺の住職は、昔からの言い伝えとして、竜の首をはねて、その首が飛んで落ちたところから「蛇落地」という地名がつけられたこと、また、竜は水の神様であり、水の災害を収めたとする話があると語った。

>ただ、近年では山の土砂災害よりも、川の洪水のほうが警戒されるようになったという事情もあり、先人の警鐘は消えてしまったのだという。

>これについて、小倉氏は「昔から残る地名っていうのはいわれがあったりしますからね」と一言。梅津弥英子アナウンサーは「住む人にしてみたら漢字を変えてイメージをちょっと良くしたいという気持ちも理解できるような気がする」とコメントした。

ということは、土石流を大蛇に見立てて、それが落ちてくるから気を付けなさいという祖先から子孫への警告として地名が付けられたいうことかな?
だったら、変えてはいけないよね。
蛇が嫌いな人にはイメージは悪いけど、祖先の愛があるよね。

広島では真砂土ではない場所でも土石流が起きているようなので、どんな場所でも大雨が降れば絶対に安全と言える場所はないと思う。

先日、こちらでも記録的短時間大雨情報が出た。
同居人が、テレビのデータ放送で県内の川の水位を見ていた。
私はそんな情報を見ることにも気が付かなかった。

避難情報が出なくても、川の水位はチェックしておくことにしよう。

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未承認 2022年12月04日(日)12時38分 編集・削除

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未承認 2022年12月14日(水)18時48分 編集・削除

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