>「ノンフィクション作家は、うまいことウソ入れる。わたしも、ノンフィクション書くとき、平気でいっぱいウソ入れてます。ほんまにそのまま書いたら、おもろない」
http://lite-ra.com/2014/07/post-199.html
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リテラ
そう、百田尚樹氏は言ったそうだ。
そのスマスマの番組は、私も見ていた。
メンバーが書いたストーリーは覚えているのだが、百田氏のセリフは覚えていない。
「殉愛」のamazonのレビューが炎上している。
やしきたかじんさんが亡くなるまで妻のさくらさんが尽くす二年間のノンフィクションのようだ。
内容に疑問を持った人達が書き込んでいるのだ。
私は「殉愛」を読んでいない。
「殉愛」紹介の金スマを10分ぐらい見たのと、amazonのレビューと本の感想サイトを回っただけ。
本屋でパラパラとめくって雰囲気だけは理解した。
たかじんさんが亡くなった時、追悼番組やニュースで最後の言葉が「ちょー、飲みにいってくるわ」と知ったファンは、「たかじんさんらしい」と納得し、記憶に残った人が多いだろう。
私の頭にもクッキリ残った。
よかったね~。最後までカッコつけることができたんだ。
ところが、「殉愛」のたかじんさんの最後の言葉は「アイラブユー」だった。
いや、違うだろ?
そこは、「アイラブユー」でも「ちょー、飲みにいってくるわ」にするところだろ?
「世界の~」や「~の涙」や「~の花嫁」のように「泣ける系小説」が好きなタイプは、たかじんさんの弱い姿を見て親しみを感じたかもしれない。
でも、泣ける系小説は、読者を選ぶ。
私は読まない。
たかじんファンには「彼はファンを笑わせたいプロだから自分の弱った姿を見られたくないはずだ」と信じている人もいる。
私もそうだ。
重婚疑惑やメモ偽造疑惑はあまり関心は無いが、テレビや本でたかじんさんの弱っている描写をする人には怒りを感じる。
怒りのポイントは人それぞれだ。
見なければいいのだが、……金スマの殉愛特集をつい見てしまった。
たかじんさんは見て欲しくないだろうと思いなおし、10分ぐらいでテレビを消した。
内容に違和感を感じた。
私が見たところは、こんな風だった。
たかじんさんを看病していて、さくらさんの耳鳴りがひどくなった。
医師に診察を受けると、「一週間の入院が必要。でないと耳が聞こえなくなる」と言われる。
自分が看病しなくてはいけないので無理だと言うと「たかじんさんならマネージャーに頼めるでしょう」と医師。
さくらさんがマネージャーに一週間の看護の交代を頼むが、断られる。
看護を続けたため、さくらさんは片耳が聞こえなくなった。
?????
テレビ局の再現ドラマだから、本の内容とは少し違うのかもしれないけど。
この医師は、たかじんさんとさくらさんの知り合いかな。
知り合いでないのなら、医師の診察の時に「私の夫はやしきたかじんです」と言っていることになる。
どうしてマネージャーに交代を頼むのだろう。
マネージャーって介護の資格を持っているのかな。
プロの介護の人を頼んだほうが安心だと思うけど。
私の親戚関係では付き添いが必要な病院に入院する時、どうしても身内が行けない日はプロのヘルパーを雇うよ。
フツーの医師なら「ヘルパーを頼んだらどうですか」と言うような気がするけど。
「マネージャーが冷たい」と見ている人に印象づけたかったのかな?
医療関係・葬儀関係の人達からも、複数個所に疑問の声が出ているようだ。
見なければいいのに……百田氏のツィッターの言葉使いが汚いのを見て、気分が悪くなった。
新聞広告で百田氏の写真を見ても不愉快になってしまって困る。
「好き」の反対は「無関心」だよね。
百田氏を私の記憶から消そう。
「たかじんの~」と名前が付いていた番組を見ることは少なくなってきたが、これからは全て見ないようにしよう。
そういえば探偵ナイトスクープもこえぴょんが探偵を辞めてから見なくなった。
代わりに「小枝不動産」を時々見ている。
未承認 2022年11月18日(金)16時46分 編集・削除
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