松浦巽（ボーイズラブ）作品リスト

初出／『息子と俺とマイダーリン』（個人誌／2016.3.21）
◆コメディ◆

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バツイチでゲイの香坂太洋は、高校生の息子・勇樹と２人暮らし。父親の事情に理解のある勇樹だが、太洋が新しい恋人の橘を紹介すると、なにやらいつもと反応が違う。
息子よ、まさかおまえもか……!?
親として、男として、千々に心乱れる太洋のコミカル（本人は真剣）ラブ。

初出／『つれない渡り鳥』（個人誌／2015.3.8）
◆社会人ラブロマンス◆

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岩下が一夜をともにした行きずりの相手は、岩下の職場に派遣されてきた企業コンサルタントの南雲だった。
社員に厳しい指導をし、陰で《鬼教官》と呼ばれる南雲は、夜には岩下を誘い、淫らで奔放な一面を見せる。
そんな彼に振りまわされながら、岩下はしだいに本気になっていくが……。
先行き不安な遠距離恋愛!?

初出／『記憶の杜』（個人誌／2014.10.19）
ホラーミステリ風
※おまけ掌編「鬼の睦言」も収録（同人誌のみ）

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「あのとき戻ってきたのは、おまえだけだった」
子供のころからくりかえし見ている同じ夢。それは、森の中で恐ろしい鬼に追われ、逃げまどう悪夢。
その夢が、過去の神隠し事件に関係していると知った祐一は、失われた記憶と真相を求めて現地へと向かう。そこで１人の青年と出会うが……？
ホラー風BL小説。

※別展開「記憶の森」を電子書籍に収録

初出／『蜜の罠』（個人誌／2014.3.9）
ピカレスク・ロマン風、緊縛ペットライフ。

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政財界を牛耳る巨魁・阿久津重徳＝通称《御前》は、美青年を緊縛ペットとして愛する変態翁。その御前専属の調教師・辻井は、１人の青年を預かっていつもの作業にとりかかった。
閉ざされた空間でくりひろげられる、静かで緩やかな調教。やがて青年は、秘めていた内面を明かしはじめるが――。
エロティック・デカダンス。

※同タイトルで電子書籍化

初出／『この空の向こう』（個人誌／2013.11.4）
青春小説
「父の肖像」のサイドストーリー

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理由もなく息苦しさを覚えながら毎日を送る高校生・敏。ある晩、殴られてぼろぼろの男・須藤を見かけ、放っておけずについ手をさしのべてしまう。それをきっかけに、傷を舐めあうような関係が始まって――。
物憂い青春小説風。変則リバ・３Ｐもちらり。

久しぶりにＨシーンありの同人誌。でも地雷だらけな気が……。
スピンオフ的体裁ですが、ストーリーはこれのみで完結しています。

初出/『確定未来』（個人誌/2013.3.3）
SFサスペンス風味

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新米刑事の大城がたまたま受けたのは、常識では考えられない謎の予告電話だった。かけてきたのは、未来が視えると自称する仁志。２人は急速に親しくなるが、仁志は何かを隠していて――。
SFサスペンス風味。Ｈなし。

初出/『ふさわしい関係』（個人誌/2012.10.8）
コメディ

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山根が映画館で偶然隣の席になったのは、別の部署の新入社員・岡田。その後もいろいろ関わることになるが、無表情で無愛想な岡田は取りつく島もない。山根はそんな岡田が気になって気になって……でもこれって、恋とも友情とも違うような――？
ほのぼのコメディ。Ｈなし。

初出/『月のマヨイガ』（個人誌/2012.4.1）
冒険・サスペンス系
※印刷版と電子版があります

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わけあって追われる身の狼人間・士郎は、山奥の廃屋で、鈴木と名乗る謎の男にかくまわれる。２人は急速に惹かれあうが――。
ハードボイルド風BL、もといBL風ハードボイルド。Ｈシーンはほんのり程度。

初出/『食べてしまいたいほど』（個人誌/2011.10.9）
　　　 「夜霧は血の匂い」を再録
ハードボイルド風オカルト

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「食べ物を粗末にしてはなりません」。《人喰い》の薄羽は、拾った人間の子供を柾と名づけ、非常食として育てることにする。そして18年後――

※印刷版と電子版があります。電子版は『食べてしまいたいほど』（著：横江秋月）と『夜霧は血の匂い』（著：松浦巽）を個別発行。

初出/『幽霊の恋人』（個人誌/2004.3.7）
全然怖くないオカルト・コメディ（Ｈ少なめ）

大学生の誠二は、事故死した幽霊・和利にとりつかれてしまった。和利を成仏させるため、誠二は彼の生前の恋人・祐貴の行方を探しはじめるが――

※電子書籍『記憶の森』に再録