電子書籍『食べてしまいたいほど』
メディアチューンズ・MTホラー文庫(2013.4.26)
初出/松浦巽個人誌『食べてしまいたいほど』(2011.10.9)
オカルト・サスペンス
※短編「夜霧は血の匂い」は収録されていません。表題作のみ。
お試し読み
http://sytrial.blogspot.jp/2013/04/blog-post.html
「食べ物を粗末にしてはなりません」
人間と同じ姿をし、人間を捕食して生きるあやかし、《人喰い》。その1人である薄羽は、なりゆきで拾った人間の子供を柾と名づけ、非常食として育てることに。
18年後、食べごろに成長した柾と薄羽の関係に、変化が生まれる。いっぽう、2人の住む街にも、気付かないうちに異変が……。
異種族間の奇妙な絆をめぐるオカルト・サスペンス。
一部BL的朝チュン描写がありますが、それも展開の鍵ですので、さらりと最後まで読んでいただければ幸いです。