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今日の新刊の表紙を全部見たいのだ

私はあるネット書店を、よく利用していた(←過去形)。
配達時間指定ができないところが少し不満だったが、『本日の新入荷』で、今日出た本の表紙がずら~と並んでいるのが良かった。
毎日、見るのが楽しみだった。
好きな作家の新刊があれば、本屋の平台で発見したような気分で注文していた。
しかし、そのネット書店は電子書籍サイトと1つなり、『本日の新入荷』コーナーは無くなってしまった。
復活させるつもりはないようだ。
これから、そこで買い物をすることは無いだろう。

最近、本屋に行くことが多くなった。
平台の新刊の表紙を見るのが楽しい。
レジでキャンペーンの景品を貰った。
「足を使って本を選ぶのも、いいかもしれない」と思った。

心の目で見た

>日食網膜症は肉眼で太陽を1、2秒見ても発症する場合があり、注意が必要だ。普段、人間が太陽をちらりと見上げるのは0.2秒とされ、同学会は「10回程度繰り返すだけでも危険」としている。(5月24日 産経新聞)

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日食当日、私は日食グラスを独り占めしなかった。
3個は欲しい人に差し上げて、ものすごい曇り空の下、恥ずかしがり屋の太陽を待っていた。
私は忍耐力が無いので、じっと空を見つづけることはできなかった。
周囲の人の声を聞いて、太陽が出ていそうな時に『ちらっと空を見上げて太陽の位置を確認してから日食メガネをかける』という大変バカなことをしてしまった。
二回はしたよ。
0.2秒×2回=0.4秒
ぼやぼやの太陽だから、大丈夫だったよ。
日食はちらっと見えたような気がする。
きっと見たよ。
みんなで見るのは楽しいね。

テレビで気象関係の人が、日食が見えなかった場所のロケ担当になってしまって、後で悔しがっていた。
見えなかった人同士で、「生まれ変わって、次に一緒に見ようね」と約束していた。
ちょっと萌えた。