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崖の上の〇〇〇

先日、テレビで『崖の下のポニョ』を、やっと・初めて・全部見た。

「よく分かりにくいストーリー」と聞いていたが、ファンタジーだから感じるままに見ればいいと思った。
ポニョは可愛いし、おもしろかった。

ポニョのパパとママが、手塚治虫チックだと思った。
あれ?ポニョのママの顔を、(手塚治虫以外の)どこかで見たような。
どこだったかな~。

崖の上のポニョの感想を回ってみた。
「諸星大二郎の『栞と紙魚子』のクトルーちゃんとパパとママがモデルである」と何人かが言っていた。

あっ!
本当だ!
ポニョのママに似てると思ったのは、クトルーちゃんのビッグフェイスママだったんだ!
ポニョとクトルーちゃんも似てるね。

本当のことを言うと、ポニョが津波で街を水没させたことは、ファンタジーにしてもモヤモヤする所があった。
私って、見た目で中身を判断してしまうんだなぁ。
津波の上のポニョが人間の姿だから、人間的な配慮を求めてしまったのだろう。
ポニョがクトルーちゃんだとすれば、あの爆発度はあたりまえだ。
崖の上のポニョは、コミカルホラーファンタジーということで、スッキリさわやかに理解できる。

最近「かわいい」のストライクゾーンが広くなった。
黒史郎の幽霊詐欺師ミチヲを読んでから、全身腐乱して顔がチゲ鍋に似ているマミコちゃんも可愛いと思うようになった。
顔がカエルっぽいポニョも、可愛いと思うよ。

お茶目な妖精

金メダルをとった松本薫選手が「麦茶の妖精」を見たという記事をあちこちで見かける。

東スポwebに本人のイラスト付きで書いてあった。

http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/32565/

松本薫選手は、絵がとても上手というわけではないようだ。

>「大学2年生の時に、柔道場で麦茶を飲もうとしたんですよ。そしたら、クーラーボックスの中から緑色の妖精が出てきたんです。大きさは10センチぐらいかなあ」

松本薫選手は好きだ。
彼女が言っているのだから、「麦茶の妖精」はいるのだろう。
イラストには、色がついていなかったのでよく分からないが、どうして緑色なのだろう。

私のイメージでは、緑色の妖精は「お~いお茶」とか「伊右衛門」とかの緑茶のペットボトルと一緒にいる気がする。
黄色の妖精は、「午後の紅茶のレモンティー」で、茶色の妖精が……麦茶かウーロン茶のペットボトル!
おお、なんという貧困な私のイメージよ。
それでは、茶の妖精ではなく、ペットボトルのラベルの妖精ではないか!

麦茶の妖精・紅茶の妖精・緑茶の妖精・ウーロン茶の妖精……いろいろいるかもしれないが、「麦茶の妖精」が一番お茶目な気がする。