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パパの気持ち

ホーンティッド・キャンパス(櫛木理宇・角川ホラー文庫)

★ネタバレ注意★

「幽霊よりも人間のほうが怖いよ~」と思う「ホーンティッド・キャンパス」も六冊目だ。
いつ森司くんとこよみちゃんがくっつくのかとドキドキして読んでいるのだが、二人の間が短くなるどころオジャマ虫が何人も入ってくるので、多少イライラする。
「まあ、恋人未満で仲良くしているのもいいかも~」と自分に言い聞かせる。

こよみちゃんは「森司くんは誰にでもやさしい」と思っている。
森司くんは良い奴である。
たとえば、これから学園祭でこよみちゃんと楽しい時間が過ごせるのに、幽霊をくっつけた(友達でもない)男性を見かけたら、彼女を残して助けに行ってしまうのだ。
いや、彼女の安全を考えて残しているのだけど。
何をしているんだ、森司。
その男性が今すぐ危険なわけでもないのに。
こよみちゃんと学園祭でラヴラヴすればいいじゃないか。

ああ、もうパパは心配だよ~。
(私は、登場人物のパパ目線で読んでしまうようだ)

小説では、登場人物の表情がはっきり言葉で書かれているので、感情もよく分かる。
現実の世界では、私も他人の表情を「笑っているのか苦笑いか分からない」など、はっきりと読むことはできないのだが。

六巻最後では、森司くんはこよみちゃんのママに認めて貰えて、パパにはいじめられているようだけど、読者パパ(私)も「こよみちゃんを一番にしろよ~」と叱ってやりたい。

コラーゲン

あ~ら、奥様、新年の挨拶を忘れていましたわ。
今年もよろしくお願いします~。

私、お肌の調子を良くしようと、低分子フィッシュコラーゲンを飲むことにしましたのよ。
ドラッグストアで缶入りで一か月2000円ぐらいのを。

コラーゲンを飲んでも、そのままお肌のコラーゲンになるわけじゃないけど、一部はなるかもしれないわ。
もう三か月ぐらい飲んだかしら。
そうしたらね、調子がとってもイイのよ。

……手が。

いつもなら指先の力を入れる場所にひびが入って大変なの。
液体絆創膏で泣きながらくっつけていたのよ。

でも今年は一つもできてませーーーーーん!
手の甲がガサガサするのもマシになりましたの。

よかったわ。

顔は……あんまり変わっていないかしら。