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ももち頑張れ

ベリーズ工房のももちがテレビの画面に出ると、イラッとした。
芹菜は大丈夫なので、あの声が嫌いなのではない。
ゆうこりんは好きなので、ぶりっ子が嫌いなのではない。
どこが苦手なのだろう。
生理的に嫌いなのだろうと思っていた。

ももちの髪を降ろした顔を、見る機会があった。
あれ?
ももち可愛いよ。
嫌いなのは『似合っていない髪型』だったのか。
ももちって、わざとあの髪型で目立とうとしてるのかな。
うん、きっとそうだ。
すごいなあ。
頑張り屋だなあ。

それから、ももちがテレビに出ていてもイライラしなくなった。
生理的に嫌いでは無かったんだな。

ももちを可愛いと思うようになったけど、私の中で印象は薄くなってきたよ。
頑張れももち。

本人に聞け

オリンピックを、つい見てしまう。

柔道の試合の会場に『頑張れヤッシロ スペインから応援してます』という応援の幕があった。
ヤッシロが誰なのか、ものすごく気になった。
検索してみた。

みんな、いろいろ推理していた。
水害にあった八代市を、縁があったスペインの人が応援しているとか、
頑張れ(BY)ヤッシロということで、応援している人の名前がヤッシロだとか、
YassiroかYasuhiroで、別競技の選手の応援だとか、
頑張れヤッ!シロ(白)ということで、白い道着を応援しているとか……。
スペインの人が、日本人を応援してくれているのだから、どれでもいいのかもしれない。

YAHOOの知恵袋を見ていると、意味不明な質問があった。
『会社にお菓子を差し入れしたら、先輩が喜んでくれて、次は皿が欲しいと言った。皿なら家にあるのであげてもいいのだが、差し入れとは要求されるものだろうか』

皿?
差し入れに皿??

それに対し、回答者は平然と『お皿いっぱいのお菓子が欲しいと言ったのでは?』『お菓子を買ってシールを集めるとお皿が貰えるキャンペーンのことじゃないか』『家にお皿が余っていても、要求がエスカレートするかもしれないので、あげてはいけない』答えていた。

私は、陶器の皿じゃなくて、saraという名前の店の菓子じゃないかと思った。
いや、さら(新)ということで、新しいお菓子のことかもしれない。
私の発想が貧弱で、ちょっと落ち込む。

やっぱり本人に聞くのがいいね。

岩石ガール怒る

〇〇ガールという言葉がある。
ウィキペデイアによると、森ガールは「ファンタスティックな文脈で『森にいそうな女の子』をテーマとする、ゆるく雰囲気のあるモノを好む少女趣味のありよう、またはそのようなファッションスタイル」で、山ガールは「かつての登山用品とは異なるファッショナブルなアウトドア用衣料を身に着けて山に登る若い女性」だそうだ。
最近、「石ガール」という言葉も出てきたようだ。
「鉱物を愛する女子」らしい。
ガールという年齢ではないけれど、私も参加したいな。
大き目の石も好きなので、「岩石ガール」のほうがいいかなあ。

岩石ガールは、ニュースを見て怒った。

>2012.7.15 15:13 MSNニュース

>和歌山県警新宮署は15日、世界遺産の「那智の滝」でロッククライミングをしたとして、軽犯罪法違反の疑いで、アルパインクライマーとして世界的にも著名な佐藤裕介容疑者(32)=甲府市西高橋町=ら男3人を現行犯逮捕した。

>同じく世界遺産の熊野那智大社は、那智の滝をご神体として敷地への立ち入りを禁止。朝日芳英宮司(78)は「2700年の歴史上、こんなことは初めて。ご神体として祭られているところに入るなんて宗教を侮辱されたようなもので、宮司として絶対に許せない」と話している。

>ほかに逮捕されたのは、東京都国分寺市東元町の会社員、大西良治容疑者(35)と愛知県春日井市上田楽町の団体職員、宮城公博容疑者(28)。新宮署によると、3人は那智の滝の滝つぼ近くにある「立入禁止」の札がかかった柵を乗り越え、滝の約3分の2の高さ約100メートルまで登った。

那智の滝は、御神体だ。
御神体にもいろいろあって、人間が絶対に触れてはいけないものもあるし、触れて親しむものもある。
那智の滝に、私は行ったことがある。
竜が住んでいそうな雰囲気の神聖な滝だ。
神社好きの知人は「マイナスイオンを大量に出しているような滝」だという。
私は信心深くはないが、美しいものが好きだ。
美しいものは大切にしたい。

このニュースの感想を回ってみると、「御神体は滝なんだから、つまり水でしょう。岩は登ってOK。(一休さん)」、「クライマーなら賞賛はしなくとも、一般人みたいに否定するのはやめましょう」という意見があった。
日本フリークライミング協会理事(競技委員長)、日本山岳協会理事である北山真氏個人の意見である。(日本フリークライミング協会・日本山岳協会の意見ではない)

前日には、幻想的な那智の火祭りがあった。
巨大な松明で、神様を滝までお迎えしたばかりだった。
滝を大切にしている人達(神主さん・地元の人・他県からの参拝者・滝が好きな人達)の気持が、分からないようだ。
他人の気持ちを傷つける行為は、きっと自分に返る。
滝の水が好きな「滝ガール」は「私が滝を見に行ったときに、おっさんが滝にへばりついていたら、嫌だ」という日記を書いていた。

那智の滝は観光客が多い。
見つからずに登るのは難しいと思うのだが、どうして100メートルも登れたのだろうと思っていたら、神社の人が止めても登り続け、警官が来てやっと登るのを止めたらしい。
警察が来るとは、思ってなかったのかな。
それとも、警察が来るまでに登り切れると思っていたのかな。
岩石ガールの私は、You Tubeの画像を見て「あーーーーーっ、木をばっさばっさ引っ張ってる!あのせいで、何本か木が抜けてしまうぞ!」と、滝から美しさが減ることに怒った。

「探偵ファイル」というHPの「那智の滝に登り逮捕の登山家らは変態集団!その正体」を読んだ。
この三人が上まで登らなくて本当に良かったと思った。
人から変態と呼ばれる行為は、自分の家の中で行ったほうがいいよ。

このニュースの感想を聞くことで、波長が合うか合わないかが分かる。
リトマス試験紙のようなニュースだ。

熊の鼻を攻撃

「通り魔に気づいた時、逃げきれない距離にいた場合、背中を見せてはいけない。通り魔は凶暴な熊と同じで、背中を見せると必ず襲ってくる」と書いている人が数人いた。

なるほど。
そういえば以前、『おばあさんが熊の鼻を攻撃して勝った』というニュースがあったような気がする。

武器が欲しいな。
やっぱり七味唐辛子の小瓶を持ち歩いて、鼻にふりかけるべきだろうか。
カバンに鉄板を入れておくと、防御にいいかもしれない。
背中を見せず、ニヤッと笑いながらファイティングポーズを取ればいいのだろうか。

人によって違いがあると思うのだが、逃げ切れない距離とは、どれぐらいなのか少し悩む。

今日の新刊の表紙を全部見たいのだ

私はあるネット書店を、よく利用していた(←過去形)。
配達時間指定ができないところが少し不満だったが、『本日の新入荷』で、今日出た本の表紙がずら~と並んでいるのが良かった。
毎日、見るのが楽しみだった。
好きな作家の新刊があれば、本屋の平台で発見したような気分で注文していた。
しかし、そのネット書店は電子書籍サイトと1つなり、『本日の新入荷』コーナーは無くなってしまった。
復活させるつもりはないようだ。
これから、そこで買い物をすることは無いだろう。

最近、本屋に行くことが多くなった。
平台の新刊の表紙を見るのが楽しい。
レジでキャンペーンの景品を貰った。
「足を使って本を選ぶのも、いいかもしれない」と思った。