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アプリでも気を使う

mixiのアプリをする時、気を使うことがある。

私は、Aさん(仮)とBさん(仮)に、アプリを誘われることが多い。

マイミクのアバターを雇ってバーを経営するアプリでは、その役割分担を決めるのに困った。

バーテン・ウェイター・床掃除の仕事があるが、床掃除は、アバターが床にひざまずく。

画面の中の事だが、足腰がとても辛そうである。

でも、床掃除係がいないとゴミが増えて、お客さんが帰ってしまう。

私のアバターには、させたくない。

誰のアバターにさせようか。

Aさんの店を参考にしようと行ってみたら、……Aさんが、床掃除役をしていた。

Bさんの店を参考にしようと行ってみたら、……Aさんが、床掃除役をしていた。

つまり、Aさんはとても思いやりのある人で、Bさんは床掃除役を頼めるほどAさんと仲良しということかな。

分からなくなった。

結局、私のバーは、床掃除役を無しにして、客が減っても気にしないことにした。

雑貨屋さんのアプリにも誘われた。

今度は、レジ係・品出し係・ビラ配りに、マイミクのアバターを雇うのである。

ビラ配りは、店の外なので寂しそうだ。

私のアバターには、させたくない。

店の中の仕事がいいなあ。

多分、Aさんの雑貨屋さんでは、Aさんがビラ配りをしていそうな気がした。

見に行くと、やっぱりそうだった。

うんうん。

Bさんは、興味が無いらしく、登録しただけだった。

悩んだが、今の店のレベルでは、ビラ配りを止めると、客より店員のほうが多くなる。

それで、しかたなく私のアバターがビラ配りをしている。

やっぱり気を使うのだ。

機械の気持ち

留守番電話のメッセージを、「ただいま留守にしております」に、しておくと、泥棒にも留守が確認できてしまう。

だから、「ただいま電話に出られません」にしたほうが良いらしい。

ウチの電話機は古くて、流れるメッセージは「ただいま留守に~」だけだ。

自分の声でメッセージが作れるので、機械の合成音を真似て「ただいま、電話に出られません。ファクシミリの方は、……」と真面目に録音した。

友人に電話をかけて、自作のメッセージが流れると、「どんな顔で録音したんだ」と思って爆笑してしまって言葉が出ない。

だから、私に電話をしたときに、笑って苦しくならないための、思いやりだ。

友人に「どう?合成音みたいでしょ?」と得意そうに言った。

しかし、「声真似はできてるけど、美花の声だってわかるよ。言葉の区切りがあるから。合成音だと区切りが無いんだよ」と言う。

ひええええ。

機械の合成音に区切りが無いことに、今まで気がついていなかった。

何度も練習して、音声装置になった気分になって、なんとか録音ができた。

ちょっとしたコダワリだ。

漢字に感動

窓を開けたら、でっかい鳥が、柵にどどーんと止まっていた。

多分、五位鷺(ゴイサギ)だと思う。

お互いにビックリして見つめあっていた。

そこへ、同居人が来て「うわっ!丹頂鶴だ!」と言ったので、ゴイサギは「醍醐天皇より五位という位を頂いたとっても高貴な私の名前を間違えるとは、失礼なっ!」という風に、ぶわさっと偉そうに飛んでいった。

ゴイサギって、色は灰色だし、首は短いし、頭の後ろに長い羽がついているから、丹頂鶴と間違えるのは、難しいぞ。

同居人の頭の中はどうなっているのだ。

道を歩いていると、私の腰の横を、すーーーーーーっと、輝く青い背中の鳥が飛んで行った。

えーーっと。

セキレイ(背が綺麗)?

ちがうーーーーっ!カワセミだ。

でも、セキレイのほうが合ってる気がする。

なぜ、カワセミという名前になったか、検索してみた。

背中の青い色が、絵の具の青土(ソニ)を連想させ、川青土→カワセミに変化したという説があった。

うんうん、ぴったりだ。

翡翠という書き方もするらしい。

私は宝石の翡翠(ひすい)しか、知らなかった。

でも、ひすいはGREEN系が多いけど、カワセミの青は、BLUE系だと思う。

もう一つ、説があった。

川背美!

おおおおおお、ぴったりのイメージだ。

納得した。

もう、忘れたとしても、何度でも思い出せる。

同居人は、ゴイサギを見て、「タンチョウ」な様子や「ツル」っとしたイメージを受けたのではないか。

カタカナに漢字を入れて、感動を探してみる。

感動しよう!

月日が経つのが、はやすぎる。

年を取ると、感動の回数が少なくなってくるから、そう感じるのだそうだ。

ならば、もっと感動すればよいのだ!

ドアホンが壊れた。

ほぼ同じタイプのものを、電器屋さんに取り替えてもらって、説明書を読んでいた。

おや?

どうやら、今まで私がマイクだと思って話しかけていた部分は、スピーカーだった。

どうりで、今まで「はーい!どなたですか?」と呼びかけても、誰も返事しなかったわけだ。

愛想が良いはずの宅配便の人すら、黙っているので、嫌われているのかと思ったよ。

マイクはどこかというと、……スピーカーの反対側に、穴がぽつんと一つ。

そうだったのか、その穴はリセットボタンかと思っていた。

同居人に、「ドアホンのマイクは、どれだと思う?」と聞くと、私と同じように、スピーカーを指差した。

私がマイクの穴を指差して、「これは、なんだと思う?」と聞くと、「うーーーーーん。穴」と言った。

私より、ひどい。

でも、何年も使ってきた。

まあ、ドアホンは、「ピンポーン」と音さえ鳴ればいいのだろう。

私は、ドアホンのマイクの位置が分かった!

マイクで話しかけると、家の外の人が返事する。

感動ーーーーーーーーーっ!

スパムメール

件名に、私の本名が書かれているスパムメールが来た。

『○○○○○○様当てに、懸賞金200万円の振り込みがございます』

本名が書かれているのが、とても気持ち悪い。

検索してみると、○○市場で買い物、△△メールで登録、□□で買い物をした人達に、届いているらしい。

多分、私は、○○市場の買い物情報が使われていると思う。

そのスパムメールの内容を読んでブログに書いている人達がいた。

いくつかパターンがあるらしい。

『200万円振り込みしたいので、銀行と口座番号を教えて欲しい』

(口座番号を何に使うのか分からなくて、とっても不気味)

『200万円振り込みするので、振り込みの費用として7500ポイント購入して下さい』

(アダルトサイトに登録されているらしく、そこで7500円を払ってポイントを購入するらしい。せこい)

ということは、私も本名でアダルトサイトの会員に登録されて出会いを求めていることになっているのか?

もうメールは全部削除してしまったので、忘れることにした。

この程度の件名では、メールを読む気にはなれない。

たとえウイルスに感染にしても読みたいと思ったスパムメールの題名は、今まで、ただ一つだけだ。

『夫がオオアリクイに殺されて一年経ちました』

スパムメールを読ませたいなら、魅力的な題名を考えてみなさい。

メールの内容も、ありきたりでなくて、SFホラー風味でね。