死ぬかと思った。
鼻血で。
突然鼻血がボタボタ出て、一時間ぐらい止まらなかった。
どうやら、鼻血の止め方を知らなかったらしい。
正しい止め方は、鼻の穴にティッシュを詰めず鼻の横を指で押さえ、下を向く。
喉に血が流れてくれば、吐く。
(飲み込むと気分が悪くなるから)
そうすれば、15分もすれば止まるそうだ。
なるほど。
しかし、止め方は上手になっていくが、毎日のように鼻血が出るのは辛い。
多分、鼻のなかに出血しやすい部分があるのだろう。
病院で鼻血を治療した人のブログを見て回った。
麻酔薬がついたガーゼを鼻の穴に詰め込まれ20分ぐらいすると痺れてくるので、レーザーなどでジュッとする。
痛くなかったという人が多かったが、非常に痛かったという人もいた。
焼く場所によって違うのかも。
奥のほうが痛いらしい。
嫌だなあ。
行きたくないなあ。
焼いたせいで鼻血がでることもあるらしいし焦げ臭いらしい。
でも、このままじゃ本屋にも行けないよ。
鼻血が出て本を汚したら大変だよ。
一週間ぐらい迷っていたら、死んじゃうかもと思うぐらい鼻血が出た。
正しい止め方をしたのに~~~。
なんとか止まってから、怖くなって病院にすっとんで行った。
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先生「それでは、見ますね。あ、多分ここだと思います。」
チョイとその部分を突き、鼻血が出る。
先生「あ、やっぱりここだ。はーい、ここ持って止めてね。」
せんせいーーーーーっ!
しかし先生はプロだ。
鼻血はなんと2~3分で止まった。
私の最短記録は20分なのに。
濡れた脱脂綿をちょろっと入れてから、先生は音叉のような道具を見つめている。
レーザーではないようだ。
先生、それで焼くのですね。
自分の鼻の中がモニタに映ったら見たいけど、その道具を見るのは怖いので目を閉じておきます。
先生「ちょっと痛いけど我慢してください」
え?まだ20分もたってませんよ?鼻の感覚もありますよ?
看護師さんに押さえつけられる。
そうですか、痛いのですね。やれやれ。
バシュッという衝撃とビリッという痛みが数回あった。
その後、鼻の中をきれいにして薬を塗ったようだ。
先生「多分これで大丈夫だと思います。」
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先生ありがとううううううううっ!
死ぬかもしれないと思うほど怯えていたのに、一回の治療でスッキリ止まりましたー!
痛みに弱い私には麻酔をたくさんして欲しかった気もしますが、腕がいいので我慢します。
惚れてしまいそうです。
目をしっかり閉じていたので、顔も覚えていませんが。
鼻血で悩んでいる人は、病院で焼いてもらったほうがいいと思います。
さあ、本屋にいくぞーーーーっ!