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ちっちゃな火傷

ああ、嫌だ。
火傷しちゃったよ。
料理中に腕を鍋でじゅっとしちゃった。
しばらくして水ぶくれができた。
小さいけど。
どうしたらいいのだろうか。

Yahoo知恵袋で調べると、「水ぶくれ破る派」と「破らない派」に分かれていた。
ケースバイケースだと思うのだが、私は破らずに治そうと最初は思った。
しかし、すぐ破れた。
さて、今度は「水ぶくれの皮を残して置く派」と「とってしまう派」に分かれているぞ。

水ぶくれの皮をとってしまうと、湿潤療法で治すことになる。
皮を取っても残しても感染には注意しなくてはいけないので、取ってしまった。
バンドエイドキズパワーパッドを貼った。

>湿潤環境を整えることできれいに治る、ってどういうこと?

>表皮が再生する時には、キズの中を上皮細胞(表皮になる細胞)が遊走(増殖して移動)します。湿潤環境にあると、上皮細胞は体液(滲出液)の中をたやすく遊走でき、傷口をスムーズに覆うことができます。その結果、なめらかな皮膚を早く再生することができます。反対に、キズが乾燥してカサブタができてしまうと、そのカサブタは上皮細胞の遊走を妨げ、なめらかな皮膚の再生を阻害し、キズあとが残りやすくなります。(バンドエイドのHPより)

キズパワーパッドが傷口の体液を吸収してどんどん白くふくらむので、その日は3回取り換えた。
けっこう体液が出てくるんだなあ。

二日目は、2回取り換えた。
傷は特に変化なし。

三日目、傷がなんとなく赤っぽくなっている。
化膿はしていないようだ。
少し体液の出方が少なくなったので、キズパワーパッドを一晩取り換えないことにする。

四日目、ものすごく痒い!
外して様子を見ようとしたら、キズパワーパッドがぴったり張り付いていてはがれない!
水で濡らしながら、苦労して取った。
傷の周囲の皮膚がパッドにかぶれて赤くなっていたのだ。
まめに貼り換えたらかぶれなかったかもしれない。
傷は、赤いがうすーく皮膚ができている。
体液も出てこないようだ。

痒くて何も貼れないし、ここまで回復しているのだから火傷の軟膏を塗るだけにする。
肌のかぶれ・傷口にはサンホワイトという極上の白色ワセリンがいいらしい。
サンホワイトを注文。
翌日に届く予定。

五日目、傷の周囲がやっぱり非常に痒い。
掻いてしまう。
ムヒを塗りたい。
でも傷口に悪いから、火傷用の軟膏を塗る。

六日目、傷の周囲がやっぱり非常に痒い。
掻いてしまう。
火傷の軟膏をサンホワイトに変える。

七日目、傷の周囲が痒くて我慢できない。
何度も掻いてしまって赤みがひどい。
傷の部分の皮膚はしっかりしてきて、もう大丈夫だと思うので、周囲のかぶれにムヒアルファEXを塗った。
おおステロイド入りはすごい。
かゆみはすぐ止まり、赤みも徐々にひいてきた。
明日は何も塗らなくていいだろう。
もう大丈夫!

キズパワーパッドよりも、プラスモイストという製品のほうが通気性があって傷の周囲がかぶれにくいらしい。
次に火傷をしたらもっと上手に手当できるかもしれないが、もう火傷はしたくない。
でも、今回は、……うまく治ったほうだよね?

初恋キャンバス

サマミヤアカザさんの漫画を何冊か読んでみました。
あすかコミックスDXの「初恋キャンバス」に、胸がきゅんきゅんしました。

http://asuka-web.jp/work/canvas.html

>恐ろしく異質(変?)な絵を描く才が災いし“呪われる”と恐れられ、小中学校と友達0で生きてきた香川桜子さん。それでも絵を描く事はやめられず、孤独にコソコソ描いていました。高校入学を期に「友達が普通にいる普通の学生」になることを夢見ますが、美術室に置き忘れたスケッチブックがクラスメイトに見られてしまってさあ大変!
かみ締めた唇から血を流し己のウカツさを悔いる桜子さん。しかし、そんな桜子さんのピンチを救ってくれたのが、クラス一のさわやか男子・葉山秋晴くんで……!?
秋晴に誘われた絵画教室を舞台に、桜子さんと秋晴、不良少女の蛍、生意気小学生の雪之丞の“初恋”が絡み合う、キュンキュンきちゃう爽恋ストーリー!(角川のHPより)

特上のドジッ子だああああああっーーーーーー!
ヒロインが焦るとちびキャラになって時には唇をかみしめるのですが……血が出るまで噛まなくてもいいのにと思ったり。

>「香川さんの絵を見ると不幸になる……?」
>「はい…事故とか…食中毒とか…小骨が喉に刺さったり…鼻からうどんが出たり」

それは「不幸になる」とはちょっと違っているのではないかと思ったり。

桜子ちゃんの絵は異質というよりはヘタウマな絵で、才能がある美人だと思います。
でもドジッ子なので思い込みが激しくいつも高速で走り回っているイメージがあります。
がんばれ葉山君!

キラキラ少女漫画でした。

夢を見た

夢の中で私は子供の頃に戻っていた。

家族で旅行に行くことになり、フェリーで幻想的な風景の島に行きハイキングをすることになった。
その島は霧がかかっていて寒かった。
私はフリースとジャケットを用意してあったが、妹はTシャツ一枚で震えていた。
母は妹にぶかぶかのコーデュロイのジャケットを着せた。

その島には観光コースがたくさんあり、「多くのグループが歩いているので間違わないように」とガイドの人が注意した。
「個人情報のこともありますので、お住まいの県名の前半に『山』を付けて呼びたいと思います。たとえば、大阪から来た方のグループは、『大』に『山』を付けて『大山さんのグループは出発です』と声掛けしたいと思います」
「えー?富山なら『富』に『山』で結局『富山』じゃないですか」
「あ、そうですね。それではこちらのグループは『4-K72』コースにしましょう」

私達は『4-K72』のガイドさんの後を付いて行った。
美しい道を歩いていくと、妹がタオルを落として汚してしまう。
妹が泣くので洗い場を探したら、道の横に湧水でできた小さな池のようなものがあり、そこでタオルを洗う。
洗い終わったら、……お約束で私は迷子になっていた。

とてもたくさんの人がいて、背中しか見えない。
妹はタオルが無くて泣いているのではないか。
早く探さなくては。
ガイドさんもたくさんいて、グループの名前を叫んでいるのだが、どれも良く似ているので自信がない。
途方にくれていると、迷子係の人が私を事務所に連れていった。

「さて、美花さんをコースに戻さなくてはいけないのですが、コース名は覚えていますか」
「4-K72だったと思います」
「本当にそうですか?4-K72はこちらのコースになります」
迷子係はノートパソコンで美しい風景の動画を見せた。
そういう場所は通って来ていない。
私はコース名を間違って覚えていたらしい。
お腹もすいてきて悲しくなった。

そこに松平健と鈴木奈々が大きなシュークリームを一個持って入ってきた。
「もうすぐお昼です。お腹がすいたでしょう。これを食べませんか?」と、松平健。
私は遠慮していた。

松平健「それでは、私と半分っこする人!」
鈴木奈々「ハーイ!」
二人はシュークリームを割った。

鈴木奈々「私と半分っこする人!早くしないと、もっと少なくなっちゃうぞー!」
私はあわてて「ハーイ!」と返事した。

半分の半分だから四分の一のはずなのに、シュークリームは少し欠けているだけだった。
食べると甘かった。
人の親切がありがたかった。

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この私の夢の良い点は、一区切りついたところで終わったところだ。
悪い点は、綺麗な景色は見れたのだが、少し地味な夢だ。最後に皆でマツケンサンバぐらい踊って欲しい。

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最近、近藤ようこさんの漫画を何冊か読んだ。
夢の中でも、近藤ようこさんの漫画を読んでいた。
しかも、漫画の主人公が私だった。

『私』は尼寺に入ることになった。
尼寺には美しく賢くて有名な尼僧がいた。
数人の友達と行くことになったのだが、途中で食べおさめにマクドナルドに行くことにした。
しかし美しい尼僧は突然病気になってしまい、死んでしまった。
尼寺に着くと、「どうしてもう少し早く来てくれなかったのですか。あの方は美花さんを待っていたのですよ。あなたの名を呼んでいたのですよ」と尼僧のナンバー2に責められた。
あああ、マクドナルドに行ってなければ会えたのに。
『私』は、さめざめと泣いた。

それを読んでいる私もさめざめと泣いた。

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この夢の良い点は、この世に存在しない漫画が読めたことである。
悪い点はマクドナルドを食べたのは漫画の中の『私』なので、ハンバーガーの味は分からなかった。
しかし、……食べおさめがマクドナルドなのか。そうか。

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昔読んだ漫画で、もう一度読みたい漫画がある。

コミックスか雑誌か分からない。
誰かの漫画を見せてもらったのかもしれないが、覚えているのは2ページぐらいである。
なぜ、好きだった漫画を全部覚えていないのか分からない。
もしかしたら、漫画全部を読んだのではなく、2ページだけどこかで紹介されていたのかもしれない。

どういう漫画かというと、建物の中を二人が歩いていると、床からクジラの背中がでてきたり、壁からイルカが出てきたりした。
一人が「この建物は昔水族館だった夢を見ているんだよ」というようなセリフを言ってたような気がする。

夢の中で旅行をしたり漫画を読んだりしているので、昔読んだ漫画が現実のものかどうか分からなくなることがあるが、その漫画はこの世の漫画だと思う。
私の脳は、そんなオシャレなセリフは考えられない。

ありがとう

><古美術商殺人>容疑者宅から猫19匹救出 6月に里親会

>毎日新聞 5月25日(日)9時37分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140525-00000011-mai-soci

>東京都国立市で古美術商の男性(73)が殺害され金品が奪われた事件で、強盗殺人容疑で警視庁に逮捕された群馬県みなかみ町の桜井正男(66)、妻久美子(49)両容疑者の自宅に20匹以上の猫が飼われているのが分かり、NPO法人「ねこけん」(東京都練馬区)が警視庁に申し出て、このほど瀕死(ひんし)の19匹を無事救出した。子猫2匹が死んでいたが、関係者は「罪のない多くの猫が犠牲にならなくてよかった」と胸をなで下ろしている。

>ねこけんは、飼い主のいない猫の保護や不妊・去勢手術、里親探しをする非営利団体。14日夜、テレビニュースで容疑者宅の家宅捜索の映像を見た女性メンバー(42)が、室内から窓ガラス越しに外を見つめる1匹に気付いた。

>女性は「助けを求める猫と目が合った気がした」と心配になり、警視庁立川署に連絡。同署と協議し、容疑者の所有権放棄の手続きを経て、19日に救出作業に入った。

>溝上奈緒子理事長(38)らメンバー5人が容疑者宅に入ると、閉め切られた2階建て住宅には熱気と異臭が立ちこめていた。警察からは「20匹くらいいる」と聞いており、餌と水を置くと、10匹以上の猫が勢いよく群がった。

>散らかった室内を探し回ると、ペットベッドに子猫が1匹。座布団の下に生まれたばかりの3匹を見つけた。しかし、タオルケットから出てきた子猫2匹は既に死んでいた。

>脱水症状の猫には点滴し、水と餌をたっぷり与えた。救出した19匹のうち7匹を入院させ、他はメンバーらが一時的に預かった。

>テレビに映った猫には「ありがとう」と言い、息絶えた子猫2匹は花を添えて火葬した。

>ねこけんによると、保護された猫は数週間前から十分な餌を与えられていない様子だったが、大半は順調に元気を取り戻している。不妊・去勢手術を受けさせ、6月1日に東京都板橋区で開く里親会に出す予定という。

>溝上理事長は「保護が少しでも遅れていれば、多くの小さな命が失われていた。19匹が優しい家庭で新たな暮らしを始められるまで、責任を持って保護したい」と話した。【尾崎修二】

私もテレビニュースで、容疑者宅の窓から困ったように外を見つめているアメショーっぽい猫を見た。

飼い主が逮捕されたから、餌はもらえていないんじゃないかと心配していた。
でも、私は何もできなかった。
家賃をずっと払えていなかったようなので、大屋さんが家を取り戻してくれればいいのにと思っていた。

この記事を読むと、猫たちの所有権の問題もあって救出するのは難しかったようだ。
ねこけんのHPを見ると、猫たちは容疑者が逮捕される前から餌が足りていなくてガリガリに痩せていたらしい。

ねこけんの人達、群馬まで行ってくれてありがとう!
警察の人も協力してくれてありがとう!

この猫が困っているニュース映像は、1つだけじゃなかった。
猫を誰かが助けて欲しいという気持ちで複数のカメラマンが撮ってくれたのなら……ありがとう。

目標

毎年、ゴールデンウィークにはミネラルショーに行く。
鉱物の講演会や認定試験や200~300のお店が出る。

会場に入る前からわくわくする。
私の後ろから来る山登り風な服を着たおじさまを見て「おお、上級者かも」と思ったり、買い物をして出てきた高校生ぐらいの女の子がポケットから小さな石を出して嬉しそうに笑っているのを見て、私も嬉しくなる。
お気に入りの石が見つかったんだね。

会場は、とても人が多いので熱気がすごく、ぶつからないように歩くのは難しい。
人ごみは苦手なのだが、我慢するのだ。
客はお店の仕入れに来ているプロと私のような素人が混じっている。

鉱物の値段は幅広い。
探せば安くてもかわいい石が見つかるよ。
私は器用貧乏なので、ネックレスでもブレスレットでも自分で作れる。
トルマリンがマイ・ブームだった時は、多色の石のネックレスを2つ買ってバラバラにして、ピンク系とグリーン系に作り直した。
ピンク系は自分のにして、グリーン系は叔母にプレゼントした。
叔母の好きな色だったのでとても喜んでいた。
理想的なネックレスができたので、非常に満足してトルマリンブームが終わる。

次は貝オパールがマイ・ブームになった。
オパールは貝や樹木がケイ酸分と交代することで生成されたりするのだが、きれいなものは元の形が分からなくなるほど磨かれて指輪になったりしている。
私は貝の形があるのが風情が合って好きだ!
だからオパールというよりも、「貝の化石に一部光ったところがあるかもしれない」というのが好きで、その程度ならそんなに高くない。
これも、理想的な「バランスよく潰れて少し光った化石」が見つかったので、ブームが終わった。

今はピクチャーストーンが気になる。
ネットショップが「不思議で美しい石の図鑑」をおススメしてきたので、つい買ってしまって夢中になる。
模様が風景や動物に見える石をピクチャーストーンと呼ぶことがある。
すばらしい!
石が絵を書いているようで、とても愛しい。

ピクチャーストーンの値段は予想が難しい。
ミネラルショーのお店は、石の裏に値札を貼っていることが多い。
クラゲの模様に見える石を「うーん、これぐらい可愛かったら2000円までだったら買ってもいいかな~」と思ってひっくりかえすと「20000円」だったりするので、そーっとまたひっくりかえす。

油断はできないのだ。
1000円のペンダントトップが無造作に箱の中にたくさん入れてあって、そのうちの1つに石のネックレスが通してあって、「あっ、これペンダントトップに合うね!」と思って値札を見ると「29800円」だったりする。
そーっと箱に戻す。
店員が外人さんの場合は何を言っているのかわからないが、外国で買い物をしている気分になれて楽しい。

一番難しいのは、石に値札を貼らず「10グラム280円」とかグラム売りをしている店だ。
今のところ私には金額が予想できない。
小心者なので「これはおいくらですか?」と聞けないのだ。

疲れ果てたが、可愛い夕暮れの風景のような小石を一個家に連れ帰ることができて、とても幸せである。
来年のミネラルショーまでに、目分量で小石の重さが分かるように修行しよう。